垂れ乳はいつから始まる?【年齢に隠れて見えない不可避の原因】

垂れ乳はいつから始まるのか、年齢の目安を知りたいんじゃないでしょうか?
もしかしたらこれは、「まだ垂れていないはず」と自分を言い聞かせたいだけなのかもしれませんよ。

結論からいえば、「垂れ乳は25歳前後から始まる」とされています。

でも該当年齢に達していないからといって、「垂れてない」と断定できるわけではありません。
逆に、該当年齢を超えていても「垂れていない」女性もいます。
なぜなら、垂れ乳になる原因は年齢だけではないからです。

そもそもなぜ、25歳前後からバストが垂れ始めるとされているんでしょうか?
垂れ乳と加齢にはどんな関係があるのか、気になります。

そこでここでは、「垂れ乳はいつから始まるのか」に焦点を当てつつ、垂れてしまう原因を解説していきます。
原因が分かれば、垂れ乳防止や改善にも役立つはずです。

この記事を読めば、「垂れ乳はいつから始まるのか」「垂れ乳になる原因」「垂れ乳の予防策や改善策」が分かります。

垂れ乳は「いつから」「なぜ」始まるの?

垂れ乳はいつから始まるのかと質問されれば、一般的には「24歳から26歳」と回答されるでしょう。
でも実はコレ、間違ってはいませんが正解とも言いづらいんです。

なぜなら、垂れ乳がいつから始まるかは人によって違うからです。
該当年齢前に垂れてしまっている人もいれば、該当年齢を過ぎているのに垂れていない人もいます。

つまり垂れ乳の直接的な原因は、年齢ではないんです。
加齢とともに起こっている「何か」です。
その「何か」が起きやすい年齢が、24歳から26歳というだけです。

その「何か」とは、女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。
そして加齢による女性ホルモン(エストロゲン)の減少は、避けられません。

エストロゲン 分泌量 加齢変化

エストロゲンの分泌量のピークは24歳から26歳で、女性らしい丸みを帯びた大人の体はこの時期に完成します。
この時期を過ぎればエストロゲンの分泌量は減少に転じ、体型は基本的に望ましくない方向にしか変化していきません。

加齢によるバストの変化

  • ハリや弾力がなくなる
  • クーパー靱帯の主成分であるコラーゲンの生成サポートが低下する
  • 乳腺が脂肪に置き換わってバストが柔らかくなる
  • 乳房が萎縮する

また、垂れ乳になる原因はエストロゲンの減少だけではありません。

垂れ乳の最大の原因としてはむしろ、「クーパー靱帯の損傷」を懸念するべきです。
その他では、「授乳」も垂れ乳の原因に挙げられます。

垂れ乳の段階別の特徴

垂れ乳が「いつから始まるのか」「なぜ垂れるのか」が分かったので、ここでは「どんな風に垂れていくのか」を見ていきます。

年齢を併記していますが、あくまでも参考のための目安に過ぎません。

垂れ乳の段階別の特徴

  1. 第1段階(20代前半)
  2. 垂れていない
    乳首が真正面より上を向いている
    バージスラインがくっきりしている
  3. 第2段階(20代中盤)
  4. 垂れ乳になり始める時期
    バスト上部のボリュームが寂しくなる
    谷間ができにくくなる
    ゴールデントライアングルが二等辺三角形になる
  5. 第3段階(30代)
  6. 乳首が下を向いているのがハッキリ分かる
    バージスラインがバストに埋もれる
    バストとアンダーバストの間に指が挟まる
    バストにハリがない
    デコルテが削げているように見える
  7. 第4段階(40代)
  8. バストが左右に広がって全体的に下がる
    バージスラインが完全に消える
    皮膚の弾力性や柔軟性が失われている
    見た目的にも老いを感じる

垂れ乳の防止に効果的な方法

女性ホルモン(エストロゲン)の減少が原因のバストの下垂の場合、防止や改善はかなり難しいでしょう。
ただ、垂れ乳の主な原因は「クーパー靱帯の損傷」です。

ちょっとしたケアが垂れ乳の防止につながるので、是非実践してみてください。

垂れ乳の防止方法

  • 猫背にならないように姿勢に気をつける
  • バストに良い栄養の摂取
  • 筋トレやエクササイズでバストの土台を鍛える
  • バストマッサージ
  • 運動時はスポーツブラを使う
  • サイズの合ったブラジャーを使う
  • 就寝時はナイトブラを使う

ノーブラでの就寝は、垂れ乳などバストの形崩れにつながります。
胸が大きければ、尚更です。
垂れ乳防止には、寝ている間のケアも欠かせません。

まとめ

垂れ乳はいつから始まるのかについて解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

時期が来れば自然に垂れ始めるという側面はありますが、むしろ一番大きな原因は「クーパー靱帯の損傷」です。

日頃のケア次第では垂れ始める時期が早まるかもしれませんし、先延ばしにもできます。
バストの形を美しく保ちたいなら、今日からでも垂れ乳の防止方法を実践しましょう。