まだ「離れていない」「垂れていない」形がキレイなバストは、できれば今後もずっと維持していきたいですよね?
そこでここでは、胸の形を維持するための方法をご紹介していきます。
基本的には放置OKな方法も含まれますが、手間がかかるモノでも手軽で簡単なうえに、1日合計10分程度もあれば充分過ぎるほどの方法です。
それでは本題。
胸の形を維持するポイントは、たったの3つ。
ひとつの悪化でも形崩れを感じてしまうかもしれないので、3つ全部実践していきましょう。
- クーパー靱帯の保護
- 大胸筋の鍛錬
- バージスラインの維持
また、やってしまいがちなNG行為も紹介します。
せっかくの努力を水の泡にしないためにも、是非あわせてチェックしてみてください。
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クーパー靱帯を保護する方法
クーパー靱帯を保護する方法は、2つあります。
- 適切なサイズのブラジャーを使う
- ナイトブラを使う
それでは詳しく見ていきましょう。
クーパー靱帯とは、胸の形を維持する上で重要な役割を担っている組織です。
今現在胸の形が整っているのも、クーパー靱帯のおかげとも言えます。
具体的には、乳房全体を支えて丸みを作ってくれていて、上向きバストを支えています。
そんなクーパー靱帯ですが、コラーゲンを主成分とした結合組織なので、伸縮性がありません。
無理に伸ばされたり切れたりすると、元の長さには戻りませんし、くっついて復元する事もありません。
つまり、胸の形を維持するためには、クーパー靱帯を伸長や断裂から守らなければいけません。
クーパー靱帯が伸びたり切れたりする主な原因は、「重力」や「揺れ」による「衝撃」です。
何を隠そうブラジャーは、クーパー靱帯の保護にも一役買っているんです。
ただ、ブラジャーの着用で問題なくクーパー靱帯が保護できているのかと言えば、疑問の余地があります。
NG行為は、「サイズ」と「着用時間」です。
例えば、サイズが大きくてバストとブラのカップの間に隙間ができているなら、バストが不安定な状態なので揺れてしまいます。
歩くだけでも揺れによる衝撃が伝わり、クーパー靱帯にダメージを与えます。
逆に小さくて窮屈なブラジャーなら、乳房を押し潰すことでやはりクーパー靱帯にダメージを与えます。
要するに、自分の胸にしっかりフィットするサイズのブラジャーを選ぶことが、胸の形の維持につながります。
もうひとつの着用時間とは、夜の時間帯にブラジャーを着用しているかどうかです。
ノーブラで寝ている方も多いと思いますが、胸の形を維持したいなら夜でもブラジャーは着けるべきです。
ノーブラでの就寝は、重力による影響をモロに受けるからです。
ただ、昼間用のブラジャーやスポーツブラでは不十分で、夜専用のナイトブラでなければ効果が期待できません。
というのも、昼間用のブラジャーやスポーツブラは下方向への重力には対応していますが、横方向へは対応していないからです。
寝ている状態では、360度あらゆる方向への重力に対応できなければいけません。
寝相が悪い方ほどあらゆる方向にバストが動き回りますが、ナイトブラは全方向への重力に対応できるホールド力を持った設計になっています。
ここ数年でナイトブラの重要性は随分認知されてきましたが、その一方で種類が増えすぎてどれを選べばいいか分からないって方も多いようです。
そんな方は、ナイトブラの選び方を参考にしてみてください。
ナイトブラ選びのポイントを分かりやすくまとめています。
谷間メイク力を維持する方法
今できている胸の谷間がなくなると、大半の女性は胸の形が崩れたと思うはずです。
胸の形を維持するためには、谷間メイク力を落とさない努力も必要になります。
つまり、大胸筋の鍛錬です。
鍛錬というと大袈裟ですが、両手を合わせて合掌ポーズするっていうお馴染みのエクササイズでOKです。
ところで、こんなことで胸の形が維持できるのかと疑問に思うかもしれませんが、効果は期待できます。
なぜなら、筋肉が衰えるとたるんで老けて見えるのは、バストも同じだからです。
バストは大胸筋を土台にしているので、大胸筋の衰えは下垂や離れといったバストの形崩れの原因になります。
大胸筋が天然のブラジャーと言われている理由が、ココにあります。
大胸筋上部でバストを支え上げ、大胸筋内側でバストを真ん中に寄せているわけです。
大胸筋の内側は、腕を内側に入れる動作をするときに使われます。
つまり合掌ポーズのエクササイズで負荷をかけることができ、バストを真ん中に寄せる谷間メイク力の維持につながる、というわけです。
バージスラインを維持する方法
バージスラインとは、正面から見た場合のバスト下部を形取るω(オメガ)っぽいラインのことです。
バストが立体的なほど、バージスラインはくっきりします。
そして、バージスラインは主に「広い」「狭い」という基準で判断しますが、突き詰めれば形の良し悪しにつながります。
胸の形を維持する方法として「クーパー靱帯の保護」と「大胸筋の鍛錬」を紹介しましたが、これらは土台や骨組みのお話でした。
ですが、バージスラインを維持するためには、バスト本体のケアが必要になります。
バージスラインを維持する方法とは、バストマッサージです。
バストマッサージの目的や効果は他にもありますが、バージスラインの維持にもつながります。
入浴中やお風呂上がりに、バスト本体をマッサージすることで、バージスラインの維持に繋げられます。
マッサージの際のNG行為は、「やりすぎ」です。
マッサージする力が強すぎると、バスト本体の脂肪やクーパー靱帯といった組織にダメージを与えてしまい、かえって胸の形を崩してしまいかねません。
感覚的には、揉むというより撫でる程度でも十分です。
バストアップマッサージのやり方については別の記事で詳しく紹介しています。
まとめ
胸の形を維持したい方のためにその方法をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
最後にここで、まとめておきます。
- 適切なサイズのブラジャーを使う
- ナイトブラを使う
- 天然のブラジャーである大胸筋を鍛える
- マッサージでバスト本体の形を整える
胸の形を維持するためには、バストの「土台(大胸筋)」「骨組み(クーパー靱帯)」「本体」すべてのケアが鍵を握ります。
何ひとつ省略せずに実践することが、胸の形を維持する近道です。
美しいバストをこれからもキープしていきましょう!