ここでは、バストマッサージのやり方を解説しています。
胸の形を矯正したい方、維持したい方、大きくしたい方は是非実践してみてください。
全部で3種類のマッサージ方法をご紹介しますが、覚えてしまえば一手間で全部まとめてできるほど共通点が多いのが特徴です。
効果的なマッサージをするためにも、まずはバストの構造からサラッと確認しておきましょう。
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バストの構造
バストは画像のように、主に「乳腺」「クーパー靭帯」「脂肪」の3つからなります。
乳腺は女性ホルモンの分泌によって発育し、周りに脂肪が付きます。
乳腺が発達すればするほど脂肪が増えるので、バストは大きくなります。
乳腺の発達こそが、バストアップ成功の鍵を握ります。
クーパー靭帯は、バスト全体を上に引き上げる役割をしています。
伸びたり切れたりすると二度と元には戻らないので、美しい形を維持するためには日常生活の中から注意が欠かせません。
クーパー靭帯は、胸の大小にかかわらず、激しい運動をすると切れてしまいかねないので、その場合はしっかり固定できるスポーツブラを着用しましょう。
また、小さな胸でも重力の影響は受けるので、就寝時はもっともクーパー靭帯に負担がかかる時間帯と言えます。
脂肪は、バストの90%を占めている組織です。
バストアップとは基本的に、乳房の脂肪を増やすことになります。
マッサージする際には、潰さないような優しさが必要です。
自分で簡単にできるバストマッサージとは?
自分で簡単にできるバストマッサージには、実は3種類あります。
「バスト本体のマッサージ」「バスト周囲のリンパマッサージ」「ツボ押し」の3つです。
どれも難しい専門知識も特別な道具も不要なので、今日からでもすぐに始められます。
各マッサージの育乳効果は以下の通り。
- バスト本体のマッサージはサイズアップしやすい土台作り
- バスト周囲のリンパマッサージは老廃物の排出促進
- ツボ押しは血液の循環や新陳代謝の改善
バストマッサージのタイミング
バストマッサージをするタイミングとしては、血行が良くなっている入浴中でもいいですが、お風呂上がりが最適です。ブラジャーを付けずに10分から15分、毎日行うのが効果的です。
「バストケア」をしなかがら「やり過ぎない」のが理想です。
特に、クーパー靭帯を傷めたり脂肪を潰してしまうと元も子もないので、優しくマッサージしましょう。
では、それぞれのバストマッサージのやり方をご紹介していきます。
バスト本体のマッサージのやり方
バスト本体をマッサージすると、乳腺が刺激されて女性ホルモンの分泌が促進されます。
女性ホルモンの分泌が促進されると乳腺が発達しやすくなり、周りに脂肪が付きやすくなります。
その結果、バストのボリュームアップが期待できます。
同時に、脇や背中に流れた脂肪をバストに集めることもボリュームアップにつながり、くっきりした谷間メイクもできるようになります。
具体的なやり方としては、右胸は左手で、左胸は右手で脇から中央方向におっぱいの外周に沿って持ち上げながら円を描くようにマッサージします。
この時、背中や脇のお肉をかき集めておくと、くっきりした谷間作りに貢献できます。
そして、みぞおち辺りのお肉をバストに集めるイメージで、片方の胸を両手で交互にすくい上げるように動かします。
もしも胸の左右への広がりが気になるなら、脇や背中から直線的に中央に集めるようにマッサージし、その後上に持ち上げます。
谷間ができづらい原因は、もしかしたら左右に広がっている離れ乳かもしれません。しっかりと真ん中に寄せましょう。
例え小さなバストでも、真ん中に寄っていれば谷間はできるものです。
バストの垂れが気になる方は、右胸の上に左手を、左胸の上に右手を添え、親指以外の4本の指で鎖骨方向に引き上げます。
※左右同時じゃなくてもOK
リンパマッサージのやり方
バスト周囲のリンパマッサージをすると、身体の老廃物の排出を促進できます。
老廃物が排出できれば新陳代謝もあがるので、バストアップにも効果が期待できる、というわけです。
実はバスト周りって、リンパの流れが滞りやすい場所でもあるんです。
ではなせリンパの流れが滞るのかといえば、リンパには心臓のようなポンプ機能が備わっていないからです。
そのため、リンパの流れをよくさせるためにもマッサージが効果的なんです。
リンパが流れるリンパ管は皮膚のすぐ下に分布しているので、軽くさする程度でも効果が期待できます。
この時に注意したいのが、マッサージする方向です。
リンパ管は画像のように流れるので、矢印に従って流すように軽くさすってあげましょう。
ツボ押しのやり方
続いてツボ押しですが、ツボ押しは自律神経に働きかけ、血液や栄養のめぐりを高めて新陳代謝を活発にします。
血流が良くなればこれまで栄養が届いていなかったところの隅々にまで行き届くようになるので、育乳環境が向上し、バストアップ効果にも期待ができます。
バストアップに効果的とされるツボは以下の5つで、女性ホルモンや乳腺に働きかけます。
壇中(だんちゅう) 女性ホルモンの働きを促進
左右の乳首を結んだちょうど中央(谷間の底)
(1)ツボの上に両手の中指を添える程度にそっと置き、息を吸う
(2)吐くときに、グーッと痛くない程度に3秒押す
(3)(1)~(2)を10回行う
乳根(にゅうこん) 女性ホルモンの分泌を促進させるツボ
乳頭からまっすぐ下に指2本分降りたところ、バージスライン(お腹部分とバストの境界線部分)より上にあります。
(1)左右のツボの上に中指を、ツボ下の筋肉(筋膜)の上に薬指と小指を置く
(2)中指でツボを3秒ほど押す。このとき薬指と小指も筋膜を押して刺激する。筋膜を刺激して緩めることで、胸のハリがでやすくなります
(3)(1)~(2)を10回繰り返す
中府(ちゅうふ) バストのリンパの流れを良くし、ハリを出すツボ
鎖骨(外側端)の下、くぼみから親指分下がった位置にあります。肩を上げると、三角に凹む場所
(1)左右のツボに人差し指、中指、薬指を置く
(2)ゆっくり円を描くようにマッサージし筋肉を緩める。呼吸に合わせてツボを5秒押す
(3)上記を10~20回行う
天溪(てんけい) 乳腺の発達を促進
左右それぞれの乳首から外側にまっすぐ向かい、バストの端にあるツボ
肋骨の間にあり、押すと響く
(1)左右のツボの上に親指をそっと置き、息を吸う
(2)息を吐く時に、胸の内側、斜め上にむけて5秒かけてグーッとイタ気持ちいい程度に押す
(3)5秒かけて圧力を緩める。(1)~(2)を10回繰り返す
淵腋(えんえき) 乳腺の働きに深く関わるツボ
乳首から、約10センチほど外側、体の側面上、脇の下に位置
(1)左右のツボの上に親指を置き、息を吸う
(2)息を吐く時に3秒グーッとイタ気持ちいい程度に押していく
(3)(1)~(2)を10回繰り返す
バストマッサージにはクリームの併用がおすすめ
バストマッサージをするタイミングは、血行が良くなっているお風呂上がりがおすすめ、と紹介しました。
その際、摩擦で肌にダメージを与えないために、できればバストクリームを塗ってのマッサージがおすすめです。
ベビーオイルなどで代用できなくはないですが、用意できるならバストクリームの方がベターです。
というのも、バストクリームには保湿成分はもちろん、美容成分もたっぷり含まれているからです。
バストマッサージをする際には素手でももちろん構わないんですが、どうせならケアも一緒にした方が明らかにおっぱいにはプラスになります。
滑らかな肌触りで摩擦も少なくなりますし、乾燥も防げます。ハリやツヤの改善にも期待できます。
そしてバストクリームの中には、保湿成分や美容成分にプラスして、脂肪を増やす効果が確認されている「ボルフィリン」や「アデフィリン」という成分が配合されたバストクリームも販売されています。
バストのボリュームアップが期待できることから、「バストアップクリーム」とも呼ばれます。
つまり、クリームを使ったバストマッサージなら、バストケアとバストアップの両方が同時にできる、ってわけです。これは、やらない手はありません!
ちなみに、バストアップクリームの中にはプエラリアミリフィカが配合されたものも販売されています。
プエラリアミリフィカと言えば健康被害も報告されたので、安全性が気になる方も多いと思います。
ですが、バストアップクリームは塗るだけなので健康被害はないとされています。
心配な方は、プエラリアミリフィカが配合されていないバストアップクリームを選ぶといいでしょう。