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ナンカイギボウシ(南海擬宝珠)

ナンカイギボウシ(南海擬宝珠)
小雨の降る中立ち寄った牧野公園。秋の訪れを感じさせる花があちらこちらに咲いています。この日、目に留まったのは、紫色の花を咲かせた植物たち。その一つ、ナンカイギボウシ(南海擬宝珠)です。ナンカイギボウシは、ユリ科の多年草で、秋のはじめに紫色の花を咲かせます。ギボウシと名がつく植物は、国内だけでも20種類ほどあり、花色は白や紫、葉にはさまざまな特徴があり、古くから観賞用として親しまれてきました。「ギボウシ(擬宝珠)」は、つぼみの形が橋の欄干などにつけられている宝珠形の装飾に似ていることから命名されたそう。雨露で濡れたその姿は、美しさが一層際立っていました。(執筆:鶴見悠子)