2

3

横畠さんのいちご

横畠さんのいちご
佐川町黒岩地区の、盆地が広がる中心部に、ビニールハウスが立ち並んだ地域があります。その中では、いちご農家を営む横畠享さんが丹精込めて育てた「ゆめのか」が最盛期を迎えています。いま、ハウスの中は収穫を終えたばかりで、次に実を作る白い花が満開の状態。作業場では、出荷を控えたいちごが丁寧にパックに詰められています。鮮やかで艶のあるいちごは、一口では食べきれないほど大粒。口に入れると、じゅわっと甘い果汁がひろがります。 実は佐川町は、高知県下では有数のいちごの産地。昼夜の寒暖差が大きい盆地地帯であることが、果樹の栽培に適した気候を生んでいます。他にも「とちおとめ」「紅ほっぺ」「さちのか」などの品種が黒岩・斗賀野地区で生産されており、糖度の高さが評判です。 それでも佐川町産として売られるわけではなく、スーパーで見つけるのは難しいとか。高知県産の美味しいいちごに出会ったら、佐川で生まれたものかもしれないと想い巡らせながら味わってみては。(執筆:森川 好美)