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テバコマンテマ(手箱マンテマ)

テバコマンテマ(手箱マンテマ)
梅雨の晴れ間のある日、牧野公園の座敷棟近くで、気になる名前の花を見つけました。テバコマンテマ(手箱マンテマ)です。 テバコマンテマは、ナデシコ科 マンテマ属の多年草、7~9月にハート型のような花弁の白い花を咲かせます。 その名は高知県手箱山で発見されたことに由来。手箱山は高知県いの町にあり、単独で県内に位置する山の中で、最高峰(1806m)の山です。 牧野富太郎博士の命名種の一つになります。 テバコマンテマの国内の自生地は四国のみで、高山の日当たりのよい林の中や岩場の草地に生える希少な種であり、環境省のレッドデータ絶滅危惧Ⅱ類(絶滅危惧が増大している種)となっています。 高所に生え、なかなか間近で見られないテバコマンテマですが、この日は心ゆくまで眺めることができました。(執筆:鶴見 悠子)