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ゲンジボタル

ゲンジボタル
5月に入ると佐川町は初夏の陽気になります。暖かさに誘われたように、夜には幻想的に飛ぶホタルを見ることができます。ホタルは九州、四国、本州の水のきれいな川に生息します。ここ佐川町でも昔に比べると随分数は減ってきているそうですが、現在でも十分初夏の風物詩としてホタル鑑賞を楽しめます。この日、黒岩中学校裏手の山の水が柳瀬川に流れる小川で見られたのは、体長約15mmの『ゲンジボタル』。中学校から柳瀬川までの約300メートルの距離に、およそ100匹ほどのホタルが飛び交っていました。オスは川の上空を飛び回りながら、メスは川辺の草の上などに止まって発光します。また、発光のパターンは西日本と東日本でちがい、西日本のほうが発光のテンポが速いそうです。ホタルの鑑賞できる時間帯は日が沈んでから午後8時半ぐらいまで。この小川では5月はゲンジボタル、6月になると小ぶりのヘイケボタルがみられるそうです。(執筆:車田 智志乃)