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JAコスモス緑茶加工場 荒茶加工

JAコスモス緑茶加工場 荒茶加工
茶葉を新鮮な状態で保存する為に水分を飛ばす加工をしたお茶のことを『荒茶』と呼びます。茶葉摘採後、素早く熱処理を行い、その後揉みを繰り返します。製品となった煎茶の「味・香味・水色」もこの荒茶の加工の善し悪しで品質が決まります。黒岩地区にあるJAコスモス緑茶加工場では、自動化された大きな機械で荒茶の生産を行っています。昭和51年の操業当時は60Kgの生産ラインが12列あり、世界一の緑茶工場として連日大型バスでの見学者が後を絶たなかったそう。現在は機械の技術力が上がった為180kgの生産ラインが3列ありますが、生産量の減少で1列のみ運転されています。しかし、一番茶、親子茶(新芽と2番茶の混合)のこの時期はほぼ24時間体制で工場が稼働。コンピューターで作業が管理されていても茶葉の質を見極め機械の作動時間を決めるのに人の手は不可欠で、3人の農協職員の方は寝る間を惜しんで美味しいお茶づくりに励んでいます。今年の荒茶の仕上がりは上出来だそうで、出来上がった荒茶は競りにかけられたのち、茶商さんの元で刻まれたり、ブレンドされ商品として販売されます。(執筆:車田 智志乃)