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佐川プレカット

佐川プレカット
佐川町の国道33号沿いの森の奥にひっそりと、木材の加工工場があります。高知県内の工務店、吾川森林の加工事業部として始まった『佐川プレカット』工場です。こちらでは、梁や桁のような木造建築の部材を作っており、敷地内には大量の原木と選木機、製材機、乾燥機などの加工設備が立ち並んでいます。 佐川プレカットの誕生は、木造建築に対する問題意識から。職人の減少、プレハブ工法などの安価な建築方法の普及によって年々影をひそめている木造建築の現状をどうにかしようと、プレカット加工(木造住宅を建てる際に必要な構造材をあらかじめ加工しておくこと)を始めました。使用する木材は仁淀川流域のものにこだわります。一方、取引先は8割が県外。高知県の産業振興目標である、”地産外商”を実践している企業でもあるのです。それも木造建築に向き合いつづけて培った技術が評価されているからこそ。”木”という佐川の強みを武器に活躍する、佐川の隠れた自慢の工場です。(執筆:森川 好美)