4

14

セントウソウ

セントウソウ
牧野公園を歩いていると、いたるところに白い花が咲いているのをみかけました。名前は「セントウソウ」。牧野博士の命名植物ですが、彼自身も由来はわからないとしています。別名はオウレンダマシといい、これは漢方薬としても使われるオウレンに似ていることから名付けられたそうです。開花時期は2月〜4月頃、高さは10cm程で、根茎はなだらかな曲線を描き3本程に分かれ、小さな花をいくつも付けています。その小さな花の真っ白な5枚の花びらは先端がわずかに内側に曲がっており、花自体が器のような形をしているようにみえます。何本ものセントウソウが密集して生えている姿は可愛らしく、そんな姿をこの時期の牧野公園では幾度も目にすることができます。(執筆:栗崎 心)