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四方竹

四方竹
高知県の秋の味覚に欠かせない『四方竹』。切り口が四角い形に近いことから「四方竹」と呼ばれています。中国南部原産の常緑竹で、明治時代に高知県に入り、栽培がはじまったと言われています。 高知県ではなじみのある食材ですが、採れる時期が1ヶ月近くしかなく、収穫後すぐにあくが出たり、皮を剥くと変色するため、かつては産地でのみ消費されていましたが、農家さんが加工法を発見したことにより、今では全国に出荷されるようになりました。 シャキッとした歯ごたえとほのかな苦みが特徴で、春の筍より味が染み込みやすく、煮る・炒める・焼くなど、さまざまな調理法で加工することができます。 この時期に採れたてを楽しめる「四方竹」。短い旬を逃さずに、秋の味覚を楽しみたくなりました。(執筆:鶴見悠子)