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青山文庫(せいざんぶんこ)

青山文庫(せいざんぶんこ)
酒蔵の道から牧野公園へと向かう途中、少し高台にある建物が『青山文庫』(せいざんぶんこ)です。ここ「青山文庫」は、坂本龍馬・中岡慎太郎・武市瑞山らの維新関係資料や、江戸時代に佐川の領主であった土佐藩筆頭家老深尾家にまつわる資料などを展示している町立の博物館。佐川町出身の志士で、明治維新後に長く宮内大臣を務めた田中光顕とその子孫が寄贈した多くのコレクションが揃っています。館内は、常設展示やテーマ展示などを行う大展示室と牧野富太郎博士の事績を紹介する牧野富太郎室の2つにわかれており、現在、特別展「田中光顕の慶応二年~暴発組からの成長~」が開催中。 この特別展は、田中光顕を通して見る幕末の歴史をテーマに、著名な志士の書状や詩などが展示されています。誰もが名を知っている偉人の書が見られる貴重な展覧会。歴史好きの方はもちろん、詳しくなくても十分に楽しめる内容となっています。 耐震工事のため、11月末から約3ヶ月間臨時休館となる「青山文庫」。秋の深まるこの時期、休館前にぜひとも見ておきたい展覧会です。 開館時間は、9時~17時(最終入館時間は16:30)で、休館日は月曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始。入場料は、一般400円、中高生200円、小学生100円、佐川町在住の65歳以上の方は無料(在住を証明)です。(執筆:鶴見 悠子)